[138] 海上保安庁の次期新型ヘリコプターについて 2011/10/19 21:11:45 

海上保安庁が平成24年度予算で新型ヘリコプターを導入することが決定しました。ここ数年巡視船搭載のベル212の老朽化に悩まされながらも、地上型のAW139の調達が続いていたので、ようやく巡視船搭載型の次期ヘリコプターが決定したのでしょう。

ではその機種は何になるのでしょう?
公表されて資料では新型ヘリコプターとしてシコルスキーS76の写真が掲載されていました。しかしながらS76は4機導入して2機が墜落事故で失われており、信頼性の低さから追加導入は難しいでしょう。

私もいろいろ調べてみましたが、皆帯に短したすきに長しのじょうたいです。おそらく海上保安庁ではベル430あたりを本命に考えていたのではないかと思いますが、生産中止となってしまいました。

そこで消去法から考えていくと一つ思い浮かんだのが、HH-60Jジェイホークです。ご存じSH-60のアメリカ沿岸警備隊用の救難機バージョンです。少し機体が大きく取り回しが大変らしいのですが、巡視船に搭載可能だそうです。おそらくメインローターの自動折りたたみ機能もついているでしょう。この機体はシコルスキー社製で、これで公表資料の写真に同じシコルスキー社の機体が使われていたのにも納得できます。

この機体が導入されれば、海上自衛隊でもSH-60Kを採用しているので、連携等が容易になります。

実際HH-60Jジェイホークが導入されるかどうかは、今延命工事が行われているPLHの格納庫が、HH-60Jジェイホークを搭載できるのか確認しなければなりません。

□ 76Dです (かのさん   2011/10/21 22:56:45
□ まあ願望を込めた勝手な予想ですから(笑 (junさん   2011/10/22 08:21:32
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